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2009年1月30日〜2月11日、フランスへ行ってきました。
アンティーク雑貨の買いつけ旅行の様子を、ご紹介します。
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2009年2月10日(火) 12. 帰りたい!
3:40 どうしてもうまく眠れず、目が覚める。
耳栓をしてみても、隣の部屋のハイテンションな話し声がつらい。 仕方がないので、6:20まで横になったあと、起きて身支度をすることにした。
この日は、ホテルで頼んでおいた、8ユーロ(約960円)の朝食。
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最後の朝ごはん。
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かためのパンが多くて、食べきれずに半分ほど残してしまった。 もったいない。
飛行機が13:30発なので、余裕を見て、10:30のバスには乗りたいところ。
まだ時間があるので、あと少しでも何か買いつけられたら…と、 5日目に訪れた小さな蚤の市を再び訪れることにした。
雨が降っているけど、 噂の強風で、傘はつかいものにならない。
あきらめて、こちらの人たちとおなじように コートのフードをかぶって歩く。
風雨のせいか、蚤の市会場には、人っ子一人いなかった。 野菜の店だけは出ているものの、それも数が少ないように思える。
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お店がない!
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時間が早すぎるのかな…と思って、 近くのスーパーでお土産を探しながら待ってみたけど、 9:40になっても誰も来ないので、あきらめて帰ることにした。
かわいいジャムが安く買えたから、いいかぁ。
今日は、本当に変なお天気。
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この日も風が強かった。
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9:50 ホテルをチェックアウト。
すぐ近くにある、エールフランスのバス乗り場まで歩き、 空港行きのバスを待つ。
事前に往復チケットを買ってあったので、 チケットの心配はしなくていい。
ところが、いくら待ってもバスが来ない。
もともと乗る予定だった、10時過ぎのバスが来ないだけでなく、 そこから30分ごとに来るはずのバスが、一台も来ないのだ。
バス待ちのお客さんは、どんどん増えていく。
飛行機の出発がせまっている人たちは、 いらだった様子でスタッフと問答をした後に、 タクシーをつかまえて、どんどんと去っていく。
言葉がわからないので、事情がわからないけど、 どうやら非常事態みたいだ。
11:00 エールフランスバスのスタッフの人が、 私の航空券を見て搭乗時刻を確認し、 「タクシーに乗ったほうがいい」と言って、タクシーを探しはじめた。
バスは、時刻表の時間から1時間半以上遅れた今も、 前のバス停にすら姿を見せていないのだそう。
私は、おなじくバスを待っていた人たちに 「よかったら相乗りしませんか?」と聞いてみたものの、 彼女らも、チケットをすでに買ってしまっているようで、 「バスを待ちます」と言われた。
せっかく買ったチケットは使えずに、 さらに50ユーロ以上の出費は痛いなぁと思っていたら、 タクシーがつかまった時点で、3人で相乗りできることに。 助かった。
道路はそんなに混んでいるわけでもなく、 比較的スムーズに空港についた。
事前に聞いていた金額よりも高めに請求されたけど、 荷物代だ、とのことで、おとなしく支払う。
11:35 空港入り。
本来なら、出発時刻の3時間前、 つまり10:30には空港にいたほうがいいのだけど、 バスが来なかったのだから、仕方がない。
あわてて搭乗手続きをしようとすると、 空港は、入りきれないほどの数の人でごったがえしていて、 自分がどこのカウンターに行けばいいのかすら、確認できなかった。
通常なら、大きな電光掲示板に、 どの飛行機は、どこのカウンター、 などと全部表示されているのだけど、 この日は、空港が大混乱しているようで、 11:35の時点で、8:45発の飛行機すらまだ出発しておらず、 私の乗る予定の飛行機のスケジュールは、 搭乗締め切りまで55分しかないというのに、 電光掲示板に掲載されてすらいなかった。
前回の、エールフランスのストの時よりひどい! 一体何があったんだろう…。
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自分の乗る予定の飛行機がない掲示板。
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電光掲示板を見ていても、 飛行機はなぜかほとんど飛んでいないらしく、 何時間も前の飛行機が、いつまでもリストから消えない。
そして、着々と増えていく、「欠航」の赤文字。
これじゃあ、大阪行きが本当に飛ぶのかどうかすらわからない。
警備員の人をつかまえて、航空券を見せ、
英語で「どこのカウンターに行けばいいの?」と聞いてみたものの、
英語が通じない人のようで、追い払われてしまった。
人ごみの中を流されながら、なんとか英語の通じる人をみつけ、
「人が多すぎて見えないけど、一番向こうの端だよ」と教えてもらう。
空港内は歩けそうにないので、一度空港の外に出て、
スーツケースをひっぱりながら走って移動した。
教えてもらったカウンターも、長蛇の列。
日本人らしき人がたくさん並んでいたので、
「ここ、大阪行きですか?」と確認して、最後尾につく。
いくら並んでも、列は伸びるばかりで、
一歩も前に進めないのが、不安をあおった。
搭乗締め切り直前になって、ようやく列も前に進み、
「インターネットチェックインを済ませている人はこちら」と
案内された機械のほうまで歩けるようになったので、
あわててそちらに向かう。
でも、何度やっても、エラーばかりでて、チケットが出てこない。
エールフランスのスタッフの人に助けを求めると、 何度かおなじ操作をやって、エラーが出るのを確認したあと、 「無理みたいだから、カウンターのほうに並んで」と言われた。
せっかくチェックインしておいたのにー!
またカウンターのほうに並びなおし、 もうすぐ私の番…というところで、 空港内が、なにやらさわがしくなり、 搭乗手続きも、いったんストップになる。
しばらくすると、アナウンスがあり、 空港内で不審物がみつかったため、 これから、一部のエリアを閉鎖して、 不審物の爆破作業をするから移動しろ、とのことだった。
とりあえず、なんとか搭乗手続きだけはしてもらえることになった。
チケットを出してもらった時点で、12:47。
なのに、エールフランスのスタッフの人は、平然とした顔で、 「搭乗締め切りは12:45です。時間までに搭乗口に行ってください」と言う。
締め切りの時間はすでに過ぎている上に、 搭乗口へのゲートは、現在閉鎖中で、通ることすらできない。
「時間すぎてるし、行けないみたいですけど、大丈夫なんですか?」と聞くと、 「保障はできないけど、大丈夫だと思います」と、そっけない返事。
はぁ…。
締め切りを過ぎてしまっているチケットだけもらって、カウンターを離れると、 警察や、マシンガンのようなものを持った兵隊がたくさんいて、
チェックインカウンターの周辺にいた乗客たちは、順に退避させられた。
ヨーロッパの空港では、
持ち主が近くにいないスーツケースなどはすべて
不審物としてすぐに爆破されるとは聞いていたけど、
まさかよりによってこのタイミングで、
そんな事態になるなんて…!
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もらった時から間に合わないチケット。
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もうこうなったら、大阪行きの飛行機も 大幅に遅れてくれることを祈るのみだ。
私たちは、どうすることもできず、
閉鎖が解除されるまで、ただひたすら待った。
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銃器が近くにあるなんてはじめて。
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ほどなくして、荷物の持ち主がみつかったのか、
噂の爆発音は聞こえないまま、閉鎖は解除された。
飛行機の出発も、14:15に遅れたとのことで、 なんとか飛行機に乗ることはできた。
おなかがすいていたのに、 飲み物も食べ物も買えなかったのはきつかったけど、 無事に帰れるだけでも、とにかくうれしい!
帰りの機内で、 「ニュースなどでご存知だと思いますが」という前置きつきで、 昨夜から今朝にかけて、強風のため空港が閉鎖されており、 その混乱が続いていたため出発が遅れた、というアナウンスがあった。
フランス語のニュースなんて聞いてもわからないからと、 何もチェックしてなかったや。
のちに、この強風で、 南フランスに近いスベイン北部では、 死者まで出たということも知った。
本当に、ちゃんと帰れただけでもよかった。
こんなにトラブル続きの旅は、ひさしぶり。
今回も、いろんなことがあったけど、たくさんの人たちに支えられて、 今後につながる出会いもたくさんあって、思い出も、収穫も、めいっぱい。
あとは、荷物が無事に日本に届くことを祈るだけだ。 (とくにあの、目の前で投げられた段ボール…。)
何はともあれ、おつかれさま!
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