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2009年1月30日〜2月11日、フランスへ行ってきました。
アンティーク雑貨の買いつけ旅行の様子を、ご紹介します。
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2009年2月9日(月) 11-1. 最後のおおさわぎ
8:00 起床。めずらしくよく寝た。
とりあえず、帰りの飛行機のインターネットチェックインをしておく。
携帯ではうまくいかず、ノートパソコンで試したら、 エラーは出たものの、とりあえずチェックインはできたよう。
隣が空席になっている座席をみつけたので、 イチかバチかと思いつつ、座席指定も移動させておいた。
朝食を食べてすぐに、この村で買いつけたアイテムが入った箱を持って、郵便局へ。
追加で税関用の書類を書かされたものの、 あらかじめ、必要になりそうな言葉などはすべてノートに書いておいたので、 とくに戸惑うこともなく、発送は10分程度で終わった。 やったー!
発送に時間がかかる可能性も考えて、 アヴィニョン発16時の電車を予約していたので、 この村を出るまでにも、随分時間がある。
とりあえず、ホテルをチェックアウトして、 大きな荷物だけ預かってもらって、 この村をもう少し散策することにした。
まずは、郵便局から見えていた公園へ。
ところどころに雲はあるものの、今日も本当に綺麗な日!
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冬のフランスも素敵。
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公園のベンチでのんびり
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素敵な村だなぁ。
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景色のいいベンチで、 のんびりと旅の日記でも書こうかな、と思って、 愛用のノートが見当たらないことに気がついた。
日本で何十時間もかけて作った、 旅のプランも、宿の住所も地図も、時刻表も、 買いつけたもののリストも、 なにもかも、本当に何もかもつめこんだ、 パスポートの次に大切なノートが…!!
ガイドさんもいない私の一人旅を支えてくれるあのノートがないと、 私は本当に、日本へ帰れる自信すら、ない。
本当に、泣きそうになって、とにかく思い当たるところを探し歩いた。
歩いた道にもない、ホテルにもない、スーツケースの中にもない…。 心臓がどきんどきんとうるさく騒ぎ立てて、いやな汗が出てくる。 どうしよう、どうしよう…!!
もしかして、郵便局の中で落としたのかも…と思って、 郵便局へ戻ると、いつの間にか、中へも入れないほどの行列ができていた。
落し物のことを聞きたいだけなのに、 どこへ行けばいいのかわからなくて、 バスの時間を気にしながら、とりあえず列の最後尾につく。
のんびりのんびりと流れる南フランスの時間が、にくい。
ひとり、またひとりと、ゆったりと用事を終えた人たちが出ていき、 なんとか郵便局の中に入ることができて、しばらく待っていると、 ふと、さっき私の発送を担当してくれた、英語を話せるおじいさんが顔をあげた。
「ああどうか、私の番が来た時に、あの人の窓口に行けますように!」と 祈るように彼のほうを見ていると、 彼は自分のカウンターをごそごそとやって 私のあの大事なノートを取り出して、ひらひらと振ってくれた。
あったーーー!!!
あわてて列をぬけだし、ノートを受け取って、 ノートに貼ってあったパスポートのコピーの写真を見せて、 「これ!わたし!わたしのです!ジュ、マ…!」などと、 思わず大騒ぎしてしまって、まわりの人たちに笑われた。
ああ、よかった…。
そういえば、長年愛用してたひざ掛けも、 どこかでなくしてしまったんだった。
たぶん、パリのホテルか、 インターネットをしてた公園なんだけど。
今回、ちょっと気がゆるんでるのかな。 しっかりしないと!
11:10 気をとりなおして、この、綺麗で優しい村にお別れをしに行く。
今日もカモたちはご機嫌だ。
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ごちそうの時間。
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ほんとに人懐っこくてかわいい。
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けっこう流れが速い。
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綺麗な日。
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きっとまた来るけど、また来たいけど、 この景色、どうしても忘れたくなくて、
たくさんたくさん、写真を撮った。
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本当に、素敵な町並み。 こんなかわいい家に住めたらなぁ。
この村名物の水車も、パシャリ。
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いつの間にか、雲はみんなどこかへ行ってしまって、 とにかく綺麗な空が広がっていた。
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広い広い空。
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冬らしくて素敵。
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飛行機雲、つかまえた!
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飛行機雲、3つも!
明日は私も空の上、かぁ。
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