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2009年1月30日〜2月11日、フランスへ行ってきました。
アンティーク雑貨の買いつけ旅行の様子を、ご紹介します。
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2009年2月4日(水) 6-2. エッフェル塔と焼き栗と寿司
14:05 エドガー・キネ駅の切符販売機で、メトロの回数券を買い足してから、
電車を乗り継いで、エッフェル塔を目指す。
今までは、買いつけだけで精一杯で、
パリの観光名所はどこも見たことがなかったけれど、
フランスのアンティークを扱えば扱うほど、
エッフェル塔だけは、見ずにはいられない気がしてきて。
メトロはかなり満員だったのだけど、
ちょうど私が乗った時に、近くの席に座っていた女の子が降りたようなので、
「体調も優れないことだし」と、その席に座らせてもらうことにする。
座った瞬間、後悔した。
通路にまで人が立っているほどの
こんな満員のメトロの中、
なぜかぽっかりとあいた空間。
私が滑りこんだ4人掛けのボックス席の足元には、
たくさんのワインボトルや新聞紙が転がっていて、
広い座席を一人占めしていた老年男性が、
大きな声でひとりごとを言いながらお酒を飲んでいた。
すぐに、荒っぽい口調で何かを言われるけど、わからない。
ずっと、私に向けて、怒ったような口調で何かを聞いてくるけれど、
本当にまったく言葉もわからないし、
どうしたらいいのかわからなくて、
ただ、目を合わせずにじっと耐えていたら、
老人は持っていたワインボトルでゴンゴンと私の腕をたたきはじめた。
その瞬間、離れた場所にいるマダムが
私に向かって手招きをして、
なんとか私一人が立てるスペースを作ってくれたので、
お礼を言ってすばやくそちらに立たせてもらった。
助かった…。
かなり警戒心が強いおかげで、
スリが多いと言われるメトロやチューブを多用しても
まだスリやひったくりには合ったことがなかったけど、
まさかこんな目に合うなんて。
重い気持ちで電車を降り、
地図とにらめっこしながら、
エッフェル塔を目指す。
見えてきたー!!
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お土産屋さんの向こうに、ひょっこりと。
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いつも、ルーブル美術館のあたりから、 小さな小さなエッフェル塔は見ていたけれど、
やっぱり間近で見ると、存在感が違う。
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脚だけでも、こんなに大きかったなんて。
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真下からでは、全貌が見えないほど。
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あまりの大きさにびっくりしつつ、
「間近で見るとゴツゴツとしすぎていて、
ちょっと離れたところから見るほうが綺麗だなぁ」なんて
新たな発見に、にんまり。
大きな大きな脚の下を通りすぎ、反対側へ。
こちらは公園のようになっていて、 少し離れたところからタワーが見られるので、 絶好の撮影ポイントになっていた。
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なんとも凛々しい立ち姿。
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仲良くタワーを眺めるカップル。
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少し歩いてはふりかえり、
また少し歩いてはふりかえり。
少しずつ小さくなっていくごとに
ごつごつとした感じがなくなり、
エレガントさを増していく姿がおもしろくて、
気がつけば、駅からずいぶん離れてしまった。
来たのとおなじ道をもどるのも、
なんだかもったいない気がしたので、
反対側にある駅をめざしてみる。
広すぎる公園の中を歩いているうちに、
自分がどのあたりにいるのかわからなくなってしまったので、
ベンチに座って、プリントアウトしてきた地図を見ながら、
携帯のGPSで現在地を調べた。
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持っててよかった、海外対応携帯。
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思ったより、進んでない。
このあと、B.H.V.で梱包材を買って帰らないといけないのに、
閉店時間に間に合わないかも!
途中、大規模なデモ行進に遭遇。
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すごい数の人だかり。演説の声も。
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歩道を埋め尽くす人。
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どうやら、どこかからの移民によるデモのよう。 暗い表情をした人たちが歩道を埋め尽くしていて思うように歩けない中、 できうる限りの早足で、ひたすら歩く。
大粒の雪まで降ってきた。
なんとか乗り込んだメトロも、 デモの参加者がいっぱいで寿司詰めだったけれど、 無事に閉店間際のB.H.V.にすべりこみ、 先日の下見でみつけておいた梱包材を一通り買うことができた。
ついでに、インクがほとんどなくなってしまったペンの替えも買っておく。 ノートとペンだけで約1026円だなんて、ほんとこの国の物価はおそろしい。
帰り道、焼き栗屋さんをみつけたので、買ってみた。
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冬のパリの風物詩、らしい。
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ほくほくの焼き栗、おいしかったー!
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彫りの深い顔をしたアラブ系の男性販売員さんに、 流暢なフランス語でサイズを聞かれたけれど、 カタコトのフランス語で話す気力もなかったので、 ひつ指差して「これ〜」と言うと、 「コレ?日本人?」と聞き返されて、びっくり。
話を聞くと、日本に7年も住んでいたのだそう。
突然ペラペラの日本語で話しかけられても、 すぐに頭の切り替えができなくて、 カタコトのフランス語まじりのあやしい日本語で返事をしてしまった。
すこしおしゃべりをした後、 彼がとても寒そうだったので、 多めに持ってきた使い捨てカイロをプレゼントして別れた。
部屋でひと眠りしてから、
近所にたくさんある日本食のお店へ行くことに。
今日は雪の中を歩いて、すっかり体が冷えたので、
スーパーの冷たいお惣菜で夕食をすませる気にもなれなくて。
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このあたりには、日本食レストランがいっぱい。
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お寿司&刺身&焼き鳥&味噌汁&サラダの定食と、日本茶を頼んだ。
店員さんはみんなアジア系だけど、日本語は通じない。
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内装以外は、まるで日本。
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日本語いっぱいの湯呑み。
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日本で買ってきたのかな?
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ペンキでペイントした竹を使った内装に、
紫色の照明があやしい雰囲気。
これが日本のイメージなのかな。
お客さんは、地元の人がほとんどのようだったけど、
みんな器用にお箸を使っていたので、びっくりした。
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まずはサラダのお味噌汁から。
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マッシュルームが意外においしい。
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まずは、サラダとお味噌汁が出てきた。
サラダはなんと甘酢味で、おもわず顔をゆがめた。
お漬物のイメージなのかな…。
お味噌汁のほうは、味噌を臭いと感じる人が多いというヨーロッパの味噌汁らしく、
上澄みだけをすくったかのような薄さだったけれど、
スライスされたマッシュルームの具とよく合っていて、おいしい。
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お寿司とお刺身って、 意外とない組み合わせ。
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このサーモンが食べたくて。
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続いて、お寿司とお刺身。
ヨーロッパのサーモンは、本当においしい!
これだけは、日本にいても恋しくなるほど。
お米はタイ米でパサパサとしていたけれど、
それでもじゅうぶんおいしく感じた。
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焼き鳥つき。
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焼き鳥セットは、
モモ串と、つくね串と、チーズと牛肉の創作串の三本。 どれも炭の香りがして、おいしい!
これだけおなかいっぱい食べて約1750円は、うれしい。 また来ることになりそう。
ミニスーパーで飲み物を買って出ると、時刻は23時。
こんな遅い時間に外を歩くのははじめてだけど、 このあたりは繁華街に近いせいか、人通りも多く、 とくに危険な感じはしなかった。
明日はいよいよ、南フランスへ向けて旅立つ日。 出発の時にごたごたしないように、夜のうちに宿代を清算しておいた。
荷物の整理をしていたら、あっという間に0時半。 やばいやばい、お風呂に入らないと。 明日は6時45分起きだった。
連日の酷使で、指先がボロボロ。 ハンドクリームぐらい、持ってくればよかったなぁ。
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ふだんはささくれひとつない健康な手なんだけど。
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1:40 就寝。 部屋は散らかり放題だけど、明日の朝、片づけよう…。
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