ヨーロッパのアンティーク & ナチュラルカントリー雑貨のお店 KOKON*

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2008年5月16日〜26日、イギリスへ行ってきました。
アンティーク雑貨の買いつけ旅行の様子を、ご紹介します。

 
2008年5月24日(土) 9-3. ポートベロー・マーケット 2

ヨーロッパ最大とも言われる、ポートベローの蚤の市。
てくてく歩いて、次の買いつけのための下見を。

これだけ大きな蚤の市、いたるところにかわいい物があるのかと思ったら、
意外と、そうでもない。

とにかく、売っているものの幅が広いので、
日本ではつけている人を見ないような、派手すぎるデザインのアクセサリや、
戦時中に使われていたガスマスクや武器やヘルムなどのミリタリーグッズ、
イギリス歌手のブロマイド、ぼろぼろすぎる皮バッグなど、
はっきり言って大半は、うちのお店には関係なさそうな物なのだ。

ほとんどのお店は、一目見るだけで「違う」と感じるので、
そういうお店はどんどん通り過ぎて、
少しでも惹かれるもののあるお店を探して、歩く、歩く。

そうしているうちに、突然、まるごと日本に持って帰りたいような
愛らしい物だらけのお店に出会える。
その瞬間が、最高に楽しい。


古道具屋さん、印刷小物屋さん、コレクティブル雑貨屋さん、
ポット屋さん、古地図屋さん、家具屋さん…。

膨大の数のお店の中からやっとみつけた、ほんの数軒の「好みのお店たち」。
数は少なくても、一軒一軒が、眺めているだけで時間を忘れてしまうほど、楽しい。


田舎のアンティークショップでときどきみかける、
折りたたみ式のアンティークルーラーは、ここに来ればいつでも買えるみたいだけど、
現地で買ってもこれだけ高いなんて、日本での販売価格を考えると、
一番安いものでも、なかなか買いつける勇気が出ないなぁ。

田舎では見かけたことのない、凝ったデザインのものがあったので、
手に取ってみたら、日本円にして3万円を越える価格の値札がついていた。
たしかにかわいいけど、手が出ないよー!


ママレードポットや、ミートポットなどのコレクティブル系ポットは、
ちょっと外れたところにあるアーケードの中で、とてもいいお店をみつけた。

店主のおじさんが、とても親切な人で、
商品の価格や、ダメージの状態を丁寧に説明してくれるのはもちろん、
こういったポットはどこから来たのかなど、商品にまつわる話まで、
何度も何度も、わかるまで話して聞かせてくれた。

こういうポット類は、いわゆる「ジョージアンアンティーク」
または「ヴィクトリアンアンティーク」と呼ばれる、1890年から1910年頃のもので、
1906年にアメリカから、陶器ポットより安価なガラス容器を作る機械が入ってきて、
その歴史が終わったのだそう。

当時、こういった使用済みのポット類は、
割ったり捨てたりせずに、土に埋める習慣があったので、
それを土の中から掘り返したものが、こうしてアンティークとして取引されているのだとか。
だからイギリスには、100年も前の割れ物が、綺麗な状態で残っているのだ。

たくさんお話を聞いて、今までより親しみがわいた、ポットたち。
おじさんがひとつひとつ手に取って、説明をしながら見せてくれた中から、
この旅行ですっかり好きになった、Sainsbury'sのミートポットと、
CO-OPのミートポットを、ひとつずつ、購入した。


ポット屋さんの近くで、ビクトリアンインクボトルの安いお店もみつけたけれど、
インクボトルは既にたくさん買いつけてしまっていたし、
手荷物で、そんなにたくさんの割れ物を運ぶ自身がなかったので、
今回は、見送ることに。


たくさん見て、たくさん話して、ちょっと疲れてきちゃった。

ぷらぷらと歩いていると、さっきは長ーい列ができていたクレープ屋さんの列が
すこし短くなっていたので、休憩がてら、列に加わることにした。

並んでいる間中、メニューとにらめっこ。
フルーツや生クリームを使った、甘いクレープがほとんどだけど、
数種類だけ、食事になりそうなクレープもあるみたい。

私の前に並んでいた人たち全員が、バナナとチョコレートのクレープを注文していたので、
「そんなのおいしいの!?」と、かなり気になったけれど、
お昼時だし、デザートよりごはんが食べたい気分だったので、
ハムとチーズのクレープを注文した。

クレープを焼いてくれたお姉さんに許可をもらって、
折りたたむ前のクレープを、パチリ!

↓画像クリックで拡大します。
みんなバナナ&チョコを頼んでる。 ハラペコな私は、ハム&チーズ!

私は、ヨーロッパの、強い味のチーズが、何よりの好物。

ドイツのホテルの、ビュッフェスタイルの朝ごはんで食べたチーズも、
フランスのヴァンヴの蚤の市の屋台で食べた、カスクートサンドのチーズも、
フランクフルトからロンドンへ向かう小さな飛行機の中で食べた、チーズサンドのチーズも、
イギリスのスーパーのサンドイッチのチーズも、
とにかく、味がしっかりしていて、おいしかった。

このクレープのチーズも、例に漏れず、しっかりした塩気と、チーズのにおい。
うーん、おいしい!

列を外れて、いただきまーす! 食べ応え満点!

軽食のつもりだったのに、チーズたっぷりに大判ハム2枚のクレープ一枚で、
すっかりおなかいっぱいになってしまった。


ちょっと重過ぎるぐらいのおなかを抱えて、露店めぐりを、再開!

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