ヨーロッパのアンティーク & ナチュラルカントリー雑貨のお店 KOKON*
日に焼け、使いこまれた風合いが心ときめかせる、 1969年発行の、イギリスのアンティーク地図。 長い年月を経て、ほどよくくたびれていい味になった表紙を開くと、 これまたいい味に育った、大判の地図が一枚、閉じこまれている。 中身は、等高線まで入った、かなり詳細な地形図で、 英国ウェールズ地方の西岸、カーディガン湾に面する、 ウェールズを代表するリゾート地・Aberystwyth(アベリシウス)周辺のもの。 この地方は、海辺のリゾート地として人気なのはもちろん、 エドワード1世が13世紀に建てた石造りのお城が残っていたりと、 イングランドとはまた違う、ウェールズらしい文化を色濃く残す、とてもおもしろい地方で、 地図にも、ウェールズ語の、見慣れない地名がたくさん並んでいるのが、楽しい。 また、海辺の保養地だけあって、地図の上にも、 淡く優しい色の海がひろがっているのが、うれしい。 ずいぶん古い地図だけど、丁寧に使いこまれたようで、 中の地図も、折り目に沿って、何度も折りたたまれてできた擦れがあるものの、 書き込みや、欠落している部分もなく、状態も良好。 地名や地形は、上品な字体の細かい文字でびっしりと書き込まれていて、 眺めているだけで、飽きることがない。 このまま、お気に入りのテーブルの上に置いて、 ときどき手にとって眺めるのも素敵だけど、 いっそフレームに入れて、 壁に飾ってしまうのも、捨てがたい。 色褪せた表紙も、ぼろぼろの地図も、 どちらも本当に魅力的なので、 どんな風に飾ろうか、悩んでしまいそう。 表紙…縦約 21.5cm、横約 12.5cm。 地図…縦約 83cm、横約 70cm。