ヨーロッパのアンティーク & ナチュラルカントリー雑貨のお店 KOKON*
イギリスの田舎のアンティークショップでみつけた、 記念切手の発売日の消印つきの、 ファーストデイカバー(切手の初版記念封筒)。 記念切手の発売当日にしか発行されない『First Day Cover』は、 セットになった記念切手全種を貼って、発行日当日の消印を押してある、 英国切手ファンに人気の、コレクターズ・アイテム。 1973年頃よりあとのファースト・デイ・カバーは、 切手とおそろいデザインの立派な封筒に、 オリジナルデザインの消印が押されていたり、 その記念切手にまつわるエピソードの書かれた台紙が入っていたりする。 でもこの、1967年の消印つきのファースト・デイ・カバーは、 どうやら、そんな立派な封筒が作られる前のものらしく、 ごくごくシンプルな茶封筒に、手書き文字で 「First Day Cover」と書かれただけの、 とことん無愛想なもの。 だけど、このそっけなさこそ、商売っ気のない、 遠い昔の、ちょっと無骨なイギリスらしい。 切手のデザインは、深みのある色づかいで描かれた、 ヨーロッパらしい絵画たち。 古い切手なのに、色あせずにしっかりと残っていて、 まるで、てのひらサイズの芸術に触れているみたい。 消印は、ちょっとかすれているけれど、 1967年7月10日のものだと思われる。 1987年とも読めなくもないので、一瞬迷ったけれど、 宛先となっているコレクター氏は、 1974年頃まではこの住所に住んでいて、 その後、別の住所に引っ越しているようなので、間違いない。 7月10日生まれのお友達への贈り物に、そっと添えたり、 外国の切手やレースなどと一緒にコラージュにしたり、 何枚か集めて、フレームに入れて飾ったり。 ビンテージ感あふれる茶封筒の良さを生かして、 リビングに置いたレターボックスの一番手前に入れて、 ごちゃつきがちなダイレクトメールのカモフラージュにするのも、素敵。 アンティークの紙ものは、アイデア次第で いろんな形で暮らしに取り入れられるのが、楽しい。 横約 23cm、高さ約 10cm。