遠き日の異国へ思いをはせて 1800年代のイギリスの古書 48
味わいある風合いが愛しい、
イギリスのアンティークブック(古書)。
金色の竪琴のシンボルマークがひときわ目を引くこの
凝った装丁の分厚い本は、
『The poetical works of Thomas Moore』のタイトルからわかるように、
『庭の千草 (The Last Rose of Summer)』などのアイルランド民謡でも有名な
アイルランドの国民的詩人、トーマス・ムーア (1779-1852)の作品集。
表紙を開くとまず目に入るのが、
女性の名前と共に手書きで記された、
「Dec 20 1886」の文字。
この本の出版された年代は定かではないけれど、
本の装丁や、ムーアの没年、この書きつけから考えて、
おそらく1800年代後半頃のもの。
とびきり贅沢で凝った表紙が美しいのはもちろんのこと、
詩的な作品を集めた書物だけあって、
雰囲気のある挿絵もまた、眺めているだけでうっとりするほど。
朱色の罫線で囲まれた本文も、
書体や文字の配置までもが、どこか気高く、美しい。
たくさんの人々に読み継がれ、
すっかり落ち着いた雰囲気に育ったこんな本は、
ノスタルジック感を大切にしたいお部屋の雰囲気づくりに、ぴったり。
本文用紙の天地や小口が金色に塗られた、『三方金』仕上げ。
厚みがあるので、存在感も抜群のアンティークブックです。
高さ約 18.5cm、幅約 13cm、厚み約 4.5cm。
商品名 |
遠き日の異国へ思いをはせて 1800年代のイギリスの古書 48 |
販売価格 |
11,000円 |
在庫数 |
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