カチコチ、永遠に刻み続ける 手巻きの目覚まし時計 18 (JAZ社)
清潔感のあるやさしいホワイトカラーがたまらない、
アンティーク時計の名門・フランスJAZ社の、ゼンマイ時計。
アンティークの時計のことを勉強していると、
かならず行き着くのが、JAZ社の時計。
とにかくかわいくて、ファンが多くて、
それだけに高値で取引されている…という知識はあったけれど、
実際に目にしてみて、一瞬で、その魅力の虜になった。
ヨーロッパのアンティークゼンマイ時計は、
たいていどれも、素朴でかわいい。
けれど、JAZ社の時計は、
繊細な手腕を駆使して愛らしさを極めた、
とっておきの小さなフランスの菓子のように、
細部までとことん凝っていて、とんでもなく愛らしいのだ。
フランスでは、JAZ社の時計は、
もう動かなくなってしまったものも
コレクション用として売られていたりするけれど、
この時計は、今でもちゃーんと現役。
目立つダメージもなく、時間のズレもない上に、
アラームの音も元気な、文句なしのコンディション。
ボディの、おっとりとやさしい、クリーム色がかった白色と、
文字盤の清潔感のある白色のコントラストが、美しい。
丸みをおびた、愛らしい数字も、
シンプルなデザインの秒針部分も、
主張しすぎないのに、個性的。
ひかえめにまぁるくふくらんだ、
「風防」と呼ばれるガラスもまた、
絶妙なさじ加減で、甘さと品を添えている。
JAZの時計は、
1910年から1940年までに作られた時計が、鳥のマークなし、
1941年から1967年までのものが、しっぽが下向き、
1967年から1975年のものが、しっぽが上向き、・・・だそうなので、
この時計は、1967年から1975年に製造されたもののよう。
ベッドサイドに置くのはもちろん、
リビングやアトリエにおいて、掛け時計のかわりに使うのも、オシャレ。
毎日ゼンマイを巻いてあげる時間までいとおしくなる、
とっておきのアンティーク時計です。
本体直径約 9.5cm、高さ約 11cm、奥行き約 4.5cm。
完動品。
商品名 |
カチコチ、永遠に刻み続ける 手巻きの目覚まし時計 18 (JAZ社) |
販売価格 |
0円 |
在庫数 |
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ゼンマイ時計のこと。
アンティークのゼンマイ時計は、通常、
毎日決まった時間にゼンマイを巻いてやれば良いと言います。
ゼンマイ時計は、ゼンマイの巻きはじめから、巻き終わりにかけて、
徐々に、時間を刻む速度が変わり、しっかり巻いてあるほど、
より正確な時間を刻むためです。
また、温度変化の影響を受けやすく、
冬の屋外など、寒すぎるところでは、
中のオイルが固くなって、一時的に動かなくなったりしますが、
室内であたためてあげれば、また正常に動き出します。
針の進む速度は、裏側の調整ネジで微調整することができますので、
お使いの環境に合わせて、ご自分で調整してあげてください。
調整ネジは、+か−の方向に1目盛り動かすと、
それぞれ、一日1分程度、針の進む速度が変わります。
アンティークの手巻き目覚まし時計についての詳しい説明は、こちら。